マンション・砕石・機材
マンションに使われているコンクリート、砕石、機材などの放射線を検知します。
空間の放射線を検知するモードで対象物に近づけてシーベルト(μSv)の値を見るタイプのほか、ベータ線なども検知して対象物表面のベクレル(Bq/cm2)などがあります。
写真 | 製品名(管理番号) | 価格 |
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コンベヤ対応・放射線モニターコンベヤの上部に取付け、通過物の放射線を検知します。(No.S120222-1) |
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3単位計測 ガイガーカウンター1台で、μSv/h、CPS、Bq、Bq/cm2で検知できるガイガーカウンターです。(No.S110607-4) |
¥248,000 (税込:¥260,400) |
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ガンマ線ガイガーカウンター原発大国フランスで30年以上の実績があるメーカーの製品です。(No.S110628-3) |
¥105,000 (税込:¥110,250) |
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携帯用ガイガーカウンター 「MKS-05 新モデル」空間線量、ベータ線、積算ひばく量の検知ができます。(No.S110927-1) |
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携帯用 ガイガーカウンター MKS-05チェルノブイリ事故のあった、ウクライナ製のガイガーカウンターです。(No.S110419-12) |
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食品・水・土壌表面用 ベクレル表示 放射線検知器ベクレル(Bq、Bq/cm2)表示の放射線検知器です。(No.S110517-5) |
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業務用放射線検知器ハンディタイプ大手企業の導入例が多数ある世界的な有名メーカーの製品です。シンチレーション式サーベイメーター「放射能濃度等測定方法ガイドライン(環境省)」空間線量率の測定、対応機種です。 (No.S110329-9) |
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- 空間線量率とは何ですか?
- 大気中の放射線量のことです。単位は1時間あたりのシーベルト(Sv)であらわすことが多いようです。μSv/h、mSv/hなどと表記されます。放射性物質が発するガンマ線を地上1mぐらいの距離で計測するのが一般的なようです。その地点にいた時の外部被ばく量を計測するのが目的です。アルファ線やベータ線は透過力が弱く、大気中を進む距離も短いため、ガンマ線だけを計ります。
- アルファ線やベータ線は無視してもいいんですか?
- 体外にある場合はあまり考慮しないことが多いようです。アルファ線は大気中を数センチ、ベータ線も10センチ程度しか進めないそうです。また、1cm程度のプラスチックを貫通することもできないため、体外にある場合は人体への影響は限定的だと言われています。ただし、体内に取り込むとアルファ線やベータ線が細胞に直接照射されます。アルファ線はガンマ線の20倍人体に悪いと言われています。
- 同じ場所でもμSv/hの値が変化しますが、どれが正しい値ですか?
- 放射線を測定するのは、たき火の炎の高さをはかるようなものです。たき火の高さは刻々と変わるため、何度か測定した平均値を出すことになります。放射線測定は体重のように不変のものを測るというより、時間と共に変化する現象を測定しているというイメージの方が適しています。
放射線は、放射性物質が崩壊した時に発生します。この放射性崩壊はランダムに発生します。放射線がたくさん出ているときは、値が高くなり、あまり出ていない時は値が低くなります。特に低線量時はこのランダムな放射性崩壊に検知値が左右されます。電源を入れた直後、移動した直後は値が安定するまでに時間がかかります。値が安定するまでしばらく待ってください。機種によっては統計誤差が表示されますので、誤差が小さくなった時の値を読み取ってください。また、機種によっては平均値を表示するモードに切り替えて使用することもあります。
- 表面汚染の検知とはどういう意味ですか?
- 服や皮膚に放射性物質が付着しているかどうかを検知するという意味です。肉牛の表面汚染、食品の表面汚染という言い方をする場合、それぞれの表面に放射性物質が付着していないかを意味します。表面汚染を検知する場合、放射性物質がどこに付着しているのか、なるべく狭い範囲で特定する必要があります。そのため、大気中を進む距離の短いベータ線を検知することが多いようです。ベータ線を検知できるガイガーカウンターで対象から1cm程度の距離で検知器をかざして、ゆっくりと動かします。値が急激に大きくなった付近に放射性物質が付着している可能性があります。
放射線のひばく量と影響
実効線量(mSv) | 期間 | 内容 |
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0.1~0.3 | 回 | 胸部レントゲン検査 |
0.19 | 回 | 東京~ニューヨークの飛行機往復 |
1 | 年 | 一般人の人工放射線(医療・自然ひばくを除く)の年間ひばくの限度(ICRPの勧告) |
2.4 | 年 | 世界平均の自然放射線の年間ひばく量 |
10 | 年 | ブラジル・カラバリの自然放射線の年間ひばく量 |
50 | 年 | 日本、アメリカ国内の原子力発電所等従事者の年間許容ひばく量(通常時)。 |
100 | 累計 | これより高い放射線量は健康被害があるとされている。これより低い放射線量の健康被害の有無は両論があり、科学的に決着がついていない。 |
250 | 累計 | 福島第1原発での許容ひばく量(特例措置)。 |
250 | 回 | 白血球の減少(一度に浴びた場合)。 |
500 | リンパ球の減少。 | |
1000 | 吐き気、嘔吐。 | |
2000 | 出血、脱毛。 | |
3000 | 50%の人が死亡。 | |
7000~ | 99%の人が死亡。 |
出典:放射線医学総合研究所など
放射線検知器の比較表(用途別)


